フラットストレージ構造の特徴

​従来のFCEVは、大径の円筒形高圧水素タンクをセンタートンネル内や後席床下、荷室下に配置するため、室内空間や荷室容量が圧迫されるというパッケージング上の課題がありました。
BMWが開発した「フラットストレージシステム」は、この課題を根本から解消するアプローチを採用しています。

BEV用バッテリーと同一スペースに収まる「薄型・共通パッケージ」

BMWの第6世代高電圧バッテリーパックと完全に同一の外形寸法・搭載スペースに収まるよう設計されています。
車体底面の平らな空間にすっきりと収まるため、室内空間やラゲッジスペース、着座姿勢を一切犠牲にしません。

​7本の細径CFRP圧力容器を並列配置

頑丈な金属製サブフレーム内に、700 bar耐圧の炭素繊維強化プラスチック製小型タンクを7本並列に敷き詰めています。

​スペックと実用性

​水素貯蔵量: 7 kg以上
​充填時間: 5分未満(35 MPa / 70 MPaステーション対応)
​WLTP航続距離: 最大750 km