日本メーカーのBEVが世界で売れない理由

1. ハイブリッド成功体験
→ プリウスを中心とするHEVで世界的成功を収め、BEVへの転換を急ぐ必要性を感じにくかった。
2. 内燃機関技術への巨額投資
→ エンジン、変速機、サプライチェーンに莫大な資産があり、自ら破壊しにくかった。
3. カイゼン文化
→ 既存技術を少しずつ改善するのは得意だが、破壊的転換への対応は遅れやすい。
4. 品質至上主義
→ 完成度を求めるあまり、市場投入が遅れる傾向がある。
5. 長い開発サイクル
→ 5~7年単位の開発が前提で、毎年進化する中国メーカーと速度差が生じた。
6. ソフトウェア軽視
→ 自動車を機械製品として捉える文化が強く、SDVへの移行が遅れた。
7. 縦割り組織
→ エンジン、車体、電装などの部門最適化が強く、SDV時代の統合開発に不向きだった。
8. ディーラー依存
→ 定期点検や整備収益が大きく、メンテナンスの少ないBEVと利害が一致しにくい。
9. 国内市場依存
→ 日本市場ではBEV比率が低く、危機感が生まれにくかった。
10. 世論のBEV懐疑論
→ メディアやSNSでBEV否定論が強く、経営判断にも間接的に影響した。