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【漫才:林道の向こう側・さらに続編】
B: で、家に帰ったんやろ?
A: いや、それが帰れんかったんよ。
B: なんでやねん。
A: 林道の出口あたりで、また婆ちゃんおって。
B: また出たんかい。
A: 今度はカブの横で、チェーンソー持って木切っとったんよ。
B: もう職人やん。
A: 「あんた、さっきのラーメンの匂いで腹減ったわ」って言われて。
B: なんでバレとんねん。
A: で、「ほら、これ持ってきな」って山菜のおひたし渡されて。
B: 逆に差し入れされとるやん。
A: しかも「ジムニーはええ車やけど、あんた運転が慎重すぎるわ」って言われて。
B: ダメ出しされとる!
A: 「四駆はもっとガッと行かんと!」って言いながら、婆ちゃんカブでまた林道に突っ込んでいったんよ。
B: なんでカブで“ガッと行く”側やねん。
A: その後ろ姿見て、俺思ったんよ。
B: なんて?
A: 「あの婆ちゃん、たぶん林道の守護神やな」って。
B: どんな世界観やねん。
A: で、家帰って山菜のおひたし食べたらめちゃくちゃ美味くて。
B: そら美味いやろ。
A: なんかもう、NXでもジムニーでもなく、婆ちゃんのカブが最強なんちゃうかって思えてきて。
B: もう車関係ないやん。
A: 次の車検、カブにしようかなって。
B: 迷走すな! もうええわ!