【国民を護るエネルギー】再生エネルギーを増やせば電気代は上がる一方だ
安くならないEUの推進国 火力発電を減らせずに陥る「二重投資」
https://cigs.canon/article/20230815_7608.html
本当に太陽光発電や風力発電が一番安いなら、それを大量導入した国では、さぞかし電気代が下がって喜んでいるに違いない。だが、そんな話は聞いたことがない。

再エネ推進派が大好きなEU(欧州連合)26カ国のデータを見てみよう。

太陽光発電と風力発電の普及率(火力、原子力などを含めた全ての発電設備に対する割合)が多い国のトップ3は、デンマーク(61%)、ドイツ(32%)、アイルランド(36%)である(2020年のIEA=国際エネルギー機関=データによる)。

そして、実は家庭用電気料金が高いトップ3も、この3カ国なのだ。デンマーク(1キロワットあたり35ユーロセント)、ドイツ(32ユーロセント)、アイルランド(30ユーロセント)だ(21年下期のユーロスタット=欧州委員会の統計部局=のデータによる)。

再エネを増やせば、電気代は下がるどころか、上がる一方なのだ。

ドイツでは風が吹いて風車が一斉に発電すると国内で賄いきれず、周辺諸国にタダ同然の価格で押し売り輸出する。時にはお金を払って引き取ってもらうこともある。そうかと思えば、風が止むとフランスの原子力やポーランドの石炭火力発電の電気を高いお金を出して輸入している。