bZ3がなぜBYDとの共同開発になったかと言えば、これはもう中国マーケット対策以外の何物でも無い。BYDと組めば中国国内でのバッテリー調達面では明らかにベスト。独自でバッテリー確保に回ったら、塗炭の苦しみを味わった挙げ句、仮に上手く行っても万が一の撤退戦の時に苦労して作ったサプライチェーンがまるごと人質になる。

トヨタにしてみれば、中国共産党肝いりの国策バッテリー会社、BYDとのジョイントであれば、万が一の中台開戦の暁には、トヨタは全てをBYDに渡して撤退するオプションを残した上、中国政府にとって大事なBYDのパートナーの立場を活かして、中国側から目の敵にされるリスクも下げられる。撤退と残存、両方の面で最も安全性が高い。