COP26で議長国の英国が目指していたのは、「主要市場で2035年、全世界で2040年までに“販売する全てのクルマをゼロエミッションビークル(ZEV)にする」という超野心的な目標に、全参加国(都市を含む)や企業の同意を得ることだった。

 結果を見ると、日米独仏中が署名をせず、インドは配慮しつつも削減に留まった。英国の目論見とはだいぶ違った結果になったのだ。主要自動車メーカーで署名したのはGM、フォード、ボルボ、BYD、ジャガー・ランドローバーなどで、生産台数ベスト10に入る会社はGMとフォードのみ。これまでBEV陣営と見られてきたフォルクスワーゲン(VW)もルノーも日産も署名しなかった。バッテリー電気自動車(BEV)に期待をされていないトヨタはもちろん署名していない。トヨタが踏み込むのはもう少し後だ。