https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20220916&ng=DGKKZO64374720V10C22A9TB1000
米EVシフト、収益化難路 北米自動車ショー3年ぶり開催
国内生産や原料高、壁に フォード・GMなど値上げ

米政権が決めたのが、EVなどの購入者に対する補助金支援を巡る「北米縛り」だ。新車を買う場合、最大7500ドル(約110万円)の税額控除を実施するが、対象車を北米生産車に限った。

車載電池の部品の一定割合も北米生産でないと7500ドルのうち3750ドル分の支援を受けられない。残りの3750ドルについても、電池に含まれる「重要鉱物」の一定割合を米国が自由貿易協定を結ぶ国などから調達したことが条件だ。

海外勢の多くはまだEVの現地生産に至っていない。米メーカーでも、テスラを除き、EV生産は緒に就いたばかりだ。新たな調達条件をクリアするためには、いま主流の中国勢からの調達は難しくなりコストが膨らみかねない。