EVが燃える訳

80℃を超えると負極の黒鉛と電解液が反応する。この反応で発熱が加速し、140℃以上では正極と負極を分離してるセパレーターが溶融。いわゆるショート状態だ。

ショートすると過熱が進み、200℃以上で正極材の酸化物が熱分解して酸素を放出。酸素が気化した電解液と燃焼して火災に至る。
酸素を自前で供給するから消火剤でも消さない無敵の火炎だ。

さらに温度がアルミの融点660℃を超えると、正極の集電材のAlが融解して正極の酸化物とテルミット反応が起こり、1000℃以上にも達する。

何かが燃えるのではなく、温度が一定以上になると発生する発熱要因が連鎖的に発生するのがリチウム電池。だから消せないしいつまでも燃える。

ショート状態は温度だけでなく衝撃も引き金になる。テスラの様にペラペラケースで電池を守れないと、上のショート状態のところから始まる。

コバルトはきっかけとなる熱暴走を抑える。減らせば火災は起き易くなる。火災を起こした事のないメーカーならともかく、燃えまくりテスラが減らすのはコストのためだが、危険すぎるよ。