最新版のパワートレーンも上々だ。エンジンが1・2ℓという小さな排気量で3気筒というと、もっと安普請な乗り味を想像するところ、3気筒としては音や振動も気にならないほどよく抑えられている上に、巧みな過給の制御によりレスポンスがよく力強い加速フィールを実現していることに感心する。

 加えて、その優れた性能を、このクラスで最多の8速に刻まれたATが巧く引き出してくれる。このクラスは欧州勢がDCT、日本勢はCVTが多く見受けられるが、もっとも扱いやすくて走りもよいのはトルコンATだということをあらためて思い知る。