ヴァンケルロータリーの燃費の悪さは燃焼室形状に拠るものが大きいからな。
開発競争で劇的に変わるようなものじゃない。

ただ、マツダの今までのクルマづくりを見ているとロータリーの小型軽量という
メリットを車全体に活かしきっていない。
特に駆動系のレイアウトを他のFRと同じにしてしまっているから、車体全体で
エンジン相応の小型軽量化ができていなくて、アメリカには巨大なV8に換装した
FDなんて言うお馬鹿な車があつたりする。
エンジンの小ささ軽さを活かして、他では実現できないような車体レイアウトを
実現できれば、車全体で燃費を向上させることも可能な気がする。

NSUやシトロエンはロータリーの生産車を作るにあたって縦置きのFFを採用していた。
あれなんかまさにレシプロでは成立しない車体構成で、そのまま進化していれば
ロータリーならではの立ち位置が確保できていたかもしれないと思うんだよな。
縦置きのFFならそのままトランスアクスルごとミッドに積んでフル4シーターの
ミドシップ車とか実現できそうだし、マツダにも今後はFRにこだわらない車体全体で
ロータリーのメリットを活かすクルマづくりを期待したい。