ステーブルコインは「価値を安定させつつ取引や決済に使える」という機能が第一なので、利用できるネットワークやエコシステムの豊富さがその存続・流通を決定づけます。

そのため、ネットワーク上のDeFi、取引所、ウォレット、決済サービスの対応状況によって、ユーザーは自然と「使いやすい場所」に移動させます。ERC-20準拠のステーブルコインが圧倒的に多く使われるのもこの理由です。結果として、RippleのRLUSDのようなトークンも、イーサリアム上に集中するのは必然といえます。

言い換えれば、ステーブルコイン自体は「発行元のチェーン」に縛られる性質が弱く、むしろ「どこで使えるか」が最優先されるため、イーサリアムのような利用者・サービスの多いネットワークに自然と集約されてしまうのです。60%のシェアがあるのはイーサリアムがやはり実運用上便利だからです。

全てのステーブルコインは結局イーサリアムに移動して、やがてはイーサリアムが基軸通貨になるのです。12月のアップデートではその傾向が更に強まるでしょう。もうネットワーク効果は止められないのです。