■JOC幹部から漏れだした政府への疑念

 JOCの上層部からは「東京五輪開催に関して不利な情報を何とかすべて必死に打ち消そうとしている政府の姿勢が
あまりにもリアルに目立ち過ぎてしまい、このままでは『東京五輪=悪』のイメージがどんどん膨らんでしまう恐れがある」
との警鐘が鳴らされるとともに、次のような厳しい指摘も飛び出している。

「パンデミック寸前の危機的状況にありながら、政府が開催を強行しようと情報操作をしていると
見る人が増えている。だから政府の思惑とは逆に、東京五輪は『迷惑千万な大会』と印象付けられる結果となり、
開催する側の我々としても大きなとばっちりを受けている。

 ここまで新型コロナウイルスのPCR検査の件数が隣の韓国など他国と比較しても異常にまでに少なく、
国家ぐるみで感染者の数を過少報告しているとの疑念を持たれてしまっているのも、その一例だ。
つまり、東京五輪のせいで検査を受けたくても受けられない“隠れ患者”が実は万単位で存在しており、
検査を受けられたとしても、政府の陰謀によって重症化するまで陽性反応が出ないように
仕立てあげられているのではないか――などという疑念だ。

 この話に一体どこまで信ぴょう性があるかどうかは分からないが、少なくとも疑いがもたれていることで東京五輪のイメージは今やオリンピック史上最悪レベルになっているのは間違いない。