次の掲載まで間が空くから最新話を読み返しているが、
関東管領との関係を保ちたくて小細工をする幕府(伊勢貞宗、細川政元)とか、
それを前提に情勢を分析する伊勢盛興とか、
作中とは云え彼等が何だか哀れになってきた。
 
明応三年、季節は梅雨。
旧暦なら五月だろう。
正にこの年この月、
明応三年五月十三日付上杉小五郎宛古河政氏書状を以て驚天動地の古河山内同盟が公然のものとなる。
幕府の振舞は「とっくに捨てられていることに気付かない女」。
否、前年辺りに山内が京都雑掌を廃止しているから捨てられつつあることには気付いていてもおかしくない。
だから余計に必死になるのか。