>>257
ちょっと突っつくとスグに上ずって逆上し始める御仁だと予て知ってはいたがこれほど浅薄だとは思わなかった。
 
異常気象が社会に起因するなどと云う妄論は単に筆が滑った書き間違いとして見逃しておく。
しかし気候変動→生産破綻→社会崩壊という工程はマルクス以前に物理的/生物的現象として否定しようもないものであり、
また論より証拠、そのリアルな様子は『日本中世気象災害史年表稿』(1)に集められた史料群に記録されている。
ここで自分が多言を費やすよりもそちらを見てもらえば読み取れるだろう。
 
溜池云々については気象学、熱力学の基礎知識欠如に唖然とした。
気候変動とは換言すれば熱平衡と分布の変動だ。
云うまでもなく気温低下は海表面/地表面からのH2O蒸散量を減少、極地や氷河に固定されるH2Oを増加させる。
そのΔは例えば平均気温が0.1℃変わっても厖大なものになる。
即ち大気中のH2Oの絶対量を激減させるわけで、
低温だから降雪/降水量が単純に増えるということはない。
実際に小氷期には洪水のみならずどれだけ頻繁に旱魃が発生していたかは上掲史料群を見れば即座に理解できる。

(続)