>>550
セスタスの連載が開始した90年台半ば初期UFCから始まった
異種格闘技論が盛んだったが、今となっては時代錯誤極まりない。

昔の格闘技漫画では、グラップラーと対戦したストライカーは
タックルに対してカウンター気味の打撃で迎撃するというのが
定番だった。
実際のMMAの試合でタックルに対するカウンターの打撃で倒した
試合は幾つかあるが、その大半は迎撃側もグラップラーか、組技と
寝技の技術をきちんと身に着けたストライカー。
組技の練習をやっているからこそ、相手のタックルに打撃を合わせる
タイミングが分かり、万が一グラウンドに持ち込まれても何とか
脱出出来るくらいには寝技が出来るから、思い切って打ち込める。
組技寝技の技術が殆ど身についてない、純ストライカーに近い選手が
グラップラーのタックルに打撃を合わせて勝った試合というと、
自分はミルコvs藤田1戦目くらいしか思いつかない。
そのミルコも藤田戦の2戦目ではきちんとタックルを切って
対処していた。
超一流のストライカーが打撃のみに拘るよりも、3流のストライカーが
きちんと組技寝技を身に着ける方がMMAでの勝率は格段に上がる。

そもそも古代のギリシャ・ローマでの拳闘とパンクラチオンは
レギュレーションの違う別競技で、異種格闘技戦なんて発想
そのものが存在しまい。
純粋な拳闘技術のみでパンクラチオンの試合に出て闘おうとする
アホなんて居る訳が無い。