最後の主治医アントンマルキ(母と叔父の枢機卿の推薦で来た)のカルテを見て、
医師たちは、下剤として酒石酸アンチモニルカリウムを、
さらに死の前日には嘔吐剤として甘汞(かんこう)を大量に処方
単独でも毒物であるが、飲みやすくするために使われた甘味料オルジエ
と合わせると体内でシアン化水銀という猛毒にかわった可能性がある。