尾形の人生には選択肢が無かった
母親を殺しても田舎に捨てられた状況は変わらなかったし
弟を殺しても、父は長男の自分を跡取りとして迎えてはくれなかった
鶴見を信じて父を殺しても、士官学校に推薦してくれる約束は反故にされた
それなら鶴見の金塊争奪戦を利用して不利な状況を変えようとしたけど、それも失敗した。

最後の手段は自殺して無理やりにも現実から逃げようとしたけど、それも勇作が地獄にエスコート。
尾形には自分の手で得られるものは死すらも許されなかった。無間地獄の罪人のようだ。