>>659
僕は漫画家ではないがシナリオ考えて作品作ったりした事のある経験からクリエイター的な視点でも作品を見るんだが
経験談で言うと妥当で道理に沿ったシナリオ展開ってつまんないんだよね
頭で考えてるときは自然な展開だけど形に起こすと物語的に盛り上がらない事に気付くんだよね

例えば今回の未来視を自然な展開でいくとすれば、
入植者達がくれた小刀などから自分たちより高度な技術を持っている事が窺え、今は友好的な関係で居られてもいずれ入植者が増えれば我々は追いやられるのではないか?という不安からその考えを皆に吹聴するという展開なら妥当ではあるが
それだと論理的で自然ではあってもシャーマンという属性が全く活きないし意外性もなく
迷信深い当時の原住民の言動に合致しない

だから未来視という形でノルドの民と直接無関係な遥か未来に彼らに降りかかるビジョンを見せることで
「全くの誤解から生ずる争い(猜疑)の悲哀」に繋げることができる

もちろん唐突な未来描写は不自然に見えるかも知れないし
一部の読者には反米的に映り批判を受けるかも知れない事くらいは恐らく作者は百も承知だが
単に「欧米サゲがしたい、中共万歳!」みたいな浅はかな主張がしたいわけではないと思う

だから今回の描写は確かに意外ではあったけど、プロパガンダだ欧米批判だと感情的に批判するより
シナリオ展開としてどういう意図があるのかを考察する方が建設的だと思う