>>904
中野さんの文禄・慶長の役買ってね P78より引用
この敗報によって、これまでほとんど警戒の必要もなかった朝鮮への航路確保が俄然問題となったのである。
秀吉の船隊が海上で攻撃されるような事態は、勝敗の問題を度外視しても、あってはならない。
秀吉自身はもとより、この派兵それ自体の権威が傷つくことは絶対に避けねばならなかったからである。
秀吉やその周辺が、渡海計画を受け入れる過程で、こうした危惧が影響したことは間違いなかろう。
李舜臣らに率いられた朝鮮水軍の反攻開始は、単に海上補給路が脅かされるといった戦略上の問題にとどまらない、
きわめて重要な画期となったのである。