なぜ年を取ると新しい音楽を受け入れられなくなるのか? - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20190930-old-people-new-music/

なぜ年を取った人はいつも同じような音楽を聴く一方で、新しい音楽には興味を持たないのか、そして年を取ったミュージシャンが「以前のようには曲を作れない」と言い出すのか、ノックス大学心理学教授のフランク・T・マカンドリュー氏が学術系ニュースサイト・The Conversationで考察を披露しています。


マカンドリュー氏の父親は、マカンドリュー氏が10代のころ好きだった音楽にあまり興味を持たなかったそうです。
そして、その態度は父親が80代になっても変わらず、「新しい音楽」とは呼べないビートルズの曲を使ったCMを見て「いまの音楽は好きじゃない」と言っていたとのこと。
マカンドリュー氏は、この傾向が自分の父親だけではなく、年配の人にはよくみられるものであることを知り、その原因を探りました。

1つは、生物学的に、コードやリズム、メロディの微妙な違いを聞き分ける能力が年齢とともに低下するからだと考えられます。
音楽の好みというのは10代前半に固まりはじめ、20歳ごろにがっちりと固まるので、この期間に耳にするヒット曲は、同じ世代の中では一生人気が続く可能性が高いです。
一方、33歳になるころには新たな音楽を聴くことはほぼなくなります。このため、それ以降に新たに耳にした、自分があまり知らない音楽はすべて同じように聞こえてしまっていることが考えられます。