売り上げの約98%は日産に依存している。日産は株式の50%を持つ大株主ですから、子会社の日産車体には交渉力がない。取引条件が悪いから、利益率が低い。

 要するに親会社に収益を収奪されている。親会社と少数株主の典型的な利益相反に陥っている。

 日産車体の常勤取締役は過半数が日産OBです。その取締役に対し、日産以外の株主の60%以上が選任に反対している。つまり少数株主から全く信任されていない。

 それからCMS(キャッシュマネジメントシステム)と称し、子会社のキャッシュを親会社が吸い上げている。直近では約900億円を日産車体が日産に預けている。