>>939

軽量ホイールと言えば、アルミ鍛造ホイールだろう。鍛造は強度が高い。だから、少ない材料で必要な強度が得られるため、薄く・細く、よって軽く作れる。だが、ここで一つ落とし穴がある。薄く・細く作ると剛性が低くなるのだ。

強度が高いのに剛性が低い?、そうなのだ。形状が同じなら、割れ難さは「引っ張り強さ」、曲がり難さは「耐力」、撓み難さ(これが剛性)は「ヤング率」で決まる。鍛造は引っ張り強さと耐力は高いので、同じ形状なら鋳造より割れ難く曲がり難い。だが、ヤング率は鋳造(AC4CH)でも鍛造でも、約70GPaと変わらないのだ。なので、薄く細い軽量鍛造ホイールの方が剛性が低く、撓み易い事になる。


広告で「鍛造だから高剛性」と謳っているのは間違いだ。正しくは「鍛造だから高強度」だ。ちなみに、軽量ホイールは構造上、先細りのスポーク形状が最も軽く作れる。



お勉強しなさい