トヨタ、「ジオフェンス」の仕組みを導入---レクサス NX 新型から 山本CPIOが説明
Yahoo!ニュース 8/25(水) 16:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/36db29402823226730e45567972c6f72a47064b3

 トヨタ自動車のチーフ・プロダクト・インテグレーション・オフィサー(CPIO)を務める
山本圭司執行役員は8月25日、オンラインで同社のソフトウェアとコネクティッドの取り組みに
関するメディア向けの説明会を開いた。

 このなかで山本氏は、今秋に全面改良して発売するレクサスのSUV『NX』の新モデルは、
トヨタの「マルチメディサービスとコネクティッドサービスを4年ぶりにフルモデルチェンジする
機会にもなる」と指摘した。そのうえで、地図情報を利用してクルマの運転状況などを制御する
「ジオフェンス」という考え方の技術を採用すると明らかにした。

ジオフェンスはジオグラフィー(地図)とフェンス(境界)を組み合わせた用語で、
山本氏は「ナビゲーション技術とクラウド技術を足し合わせることにより、地図情報に基づいて
リアルタイムで(動力源などを)制御すること」と説明している。自動車では例えば、
一定の時間帯に一定の市街地ではEV(電気自動車)の走行しかできないといった規制がある場合、
ハイブリッド車(HEV)をEVモードに自動制御して規制に適合させるなどの活用が考えられている。

 それによって一定のEV走行が可能なHEVやプラグインハイブリッド車(PHEV)でも、EV以外は
締め出される規制区域での利用ができるようになる。将来、エンジン車が全面禁止になれば使え
ないものの、過渡期的に環境負荷を低減できる現実的な解となる。

 山本氏は本格的なジオフェンス技術について、「近い将来に商品化していく」と表明したうえで、
新型NXでは「それに先立ち、場所もしくは時間に応じたHEV制御の賢い切り換えというのは、
仕組みとして織り込んでいる」と述べた。詳細は示していないものの、この新機能が注目される。

 なお、新型NXはレクサスとしては初のPHEVモデルも設定している。

「ジオフェンス」の仕組みを導入
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