我々、自動車ジャーナリストも、あらゆるクルマをまんべんなく試乗するのは不可能で、乗った時間/距離の多い少ないはどうしても避けられない。

 そんななか、ぼくがフォレスターを高く評価したのは、「乗れば乗るほど味が出てくる」キャラクターに魅力を感じたからだ。

 今シーズンはたまたま雪道などで長距離を走る機会に恵まれたせいもあるのだが、悪天候など条件の悪いシチュエーションでの長時間ドライブで、ジワジワといいクルマ感が伝わってくる。

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 率直にいうと、ぼくはフォレスターのデザインはいまいちアカ抜けないと思っているのだが、シンメトリカルAWDのもたらす安心や重厚な乗り心地など、クルマとしての実力が素晴らしい。そこを評価して、2位にポジショニングした。

 走りのテイストそのものはCR-Vのほうが洗練されていて、スムーズでトルキーなi-MMDのドライブ感覚が好ましいし、インテリアのデザインや質感で比べたらCX-5の圧勝だと思うが、フォレスターの雪道ドライブで感じた安心感と、快適性にすべてが上書きされちゃった感じですね。