「どのタイトルも一から作り直そう」。カプコンが属人的な開発から離れ、チームでゲームを作る方針へ切り替えた際に考えた方針として、辻本春弘氏が語った言葉だ。

一時的に売上が落ちてもかまわないという判断で、属人的な体制ではなく、チームでゲームを作る方針へ移行した。さらに、旧作がデジタル販売で売れ続けることで開発に余裕が生まれ、新規IPや休眠IPに人員を割けるサイクルにもつながっている。

ファミ通.comのVIPインタビューで辻本氏がまず説明しているのは、シリーズが長く続くほど、特定の開発者に依存しやすくなるという問題だ。カプコンでもそうした状況は長く続いていたが、上場企業として株主への対応を考えたとき、属人的な開発に依存し続けるのは限界があると感じたという。

そこで、各タイトルの中心となっていた人たちと話し合い、属人的な開発スタイルをやめる流れになった。リードで触れた「どのタイトルも一から作り直そう」という方針は、この流れの中で出てきたものだ。辻本氏は、一時的に売上が落ちてもかまわないという判断で、属人的な体制ではなく、チームでゲームを作る方針へ切り替えたことで、カプコンは大きく変わったと説明している

https://gamestalk.net/capcom-team-digital-ip-cycle-20260611/