─現在、社長を含む子供3人がカプコンで働いています。どのような考えから3人とも入社させたのでしょうか。

息子3人のうち、長男は社長を務めている。彼は10歳ごろから、それこそカプコンが町工場みたいな小さな会社だったころから手伝いに来ていた。

足でゲーム操作する三男

次男はグループの資産管理会社の社長です。家にインベーダーゲームの機械を置いていたが、三男は幼稚園の頃から足だけで操作できるんや。彼は今、「モンスターハンター(モンハン)」シリーズのプロデューサーを務めている。

子供たちは家で商売を手伝いながら学校に通っていた。だから商売のことを誰よりも知っている。入社するのが自然だろう。

─血の分けた子供だからという理由よりも、事業のゲームのことを誰よりも知っているから継承したということでしょうか。

そうやな。私が50年ちかく会社をやってきたのを一番近くで見ている。おカネ出して良い学校に行かしたるからという世界ではなく、ずっとゲームを見させてきた。長男で40年見ています。それこそゲームが体に染みついているんやな。

─カプコンの設立当初から子供たちに継がせることを考えていたのでしょうか。

家業やからね。ましてや日本の男の子は嫌いじゃないですよ、ゲーム。幼稚園の頃からやっている。だから無理強いしなくても自然と体に染み込むことになった。

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