不自然なのはお前だろ

藤岡:本作で主人公が喋るようになったのは、主人公により個性をもたせようという方向性というわけではありません。

やっぱりストーリーを描いていくとなると、主人公だけがずっと喋らないというのはどんどん不自然になってきているなということを「ワールド」のときから感じていました。
「何か聞かれたら返事ぐらいするでしょ」と思うし、主人公が取るべき行動のときに何かしら言葉を発するというのは最低限ストーリーを語るうえで必要だろうということで今回セリフを入れることにしました。

なので、主人公が軸になってどんどん喋っていくというような方向で考えているわけではなく、いろんな人たちとの関わり合うストーリーのなかで、主人公がしっかりと反応を返すことで、むしろ自分がそこに参加しているという没入感を体験していただけると思っています。