──『ワイルズ』のクオリティの高さ、作り込みの凄さには本当に驚いています。ピッケルで鉱石を掘った時にパラパラと結晶が落ちていくアニメーションなど「こんなところまで作り込んでるの!?」という感動がありました。開発チームとして、アニメーションや描写を頑張った場所や見てほしいポイントがあれば教えてください。

藤岡氏:
本当に、どれだけ作ったか……(笑)。

ちょっとしたことでもデザイナーがかなり凝った作りをしてくれるものですから、「こっちももうちょっと出来ひんの」みたいなのを提案してみたりして、細かい表現まで作り込みましたね。

どのぐらいあるかな。ゲーム内で採取できるものでも、その都度細かい表情が違うとかは、多分遊べば遊ぶほど出てくるんじゃないかと思います。環境生物にも細かい表現をたくさんしていますので、変なところで擬態していたり、あるいは食虫植物のように鳥を捕まえる様子だったり。「この環境ってこんなにダイナミックなんだ」というスケール感を感じてもらえるんじゃないでしょうか。

わざわざ探して見ようとすると大変かもしれませんが、遊んでいるときにたまたま目にして嬉しさを感じられるようなものもかなり仕込んでいます。モンスターの動きを追いかけている時、環境生物をじっと見ているとき、あるいはプレイヤーの何気ない行動のなかにも、そういったものは見つけられると思います。