たとえばこんなシチュエーションがありうる、とホイルー氏は説明する。
ワイルズを擁護するための素材を求めて、ネットの砂原を疾走していると、
モニターの向こうにふと、目標としてはいない大型アンチの姿がよぎる。
すでにほかのホイルーと交戦でもしたのだろうか、体にいくつか傷を負っている。
そのアンチの敗北が今すぐ必要というわけではないが、報酬は非常に大きい。
一瞬の逡巡ののち、踵を返して先ほどの傷だらけのアンチを追う。
ホイルーに必要なものは、臨機応変な判断力だ。
「ワイルズ」には、そんな体験が可能な世界が用意されているのだ。