清流に住む鮎は、
川の石に生えるコケ(藻)を
主なエサとして食べています。
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アユ(鮎)は完全に
草食性というわけではなく、
成長のステージによって
食性が変化する雑食性の魚です。

アユが何を食べて生きているのかは、
以下のように時期によって
大きく異なります。

• 海にいる「赤ちゃん」の時期
:肉食性
秋に川のふもとで生まれた
アユの赤ちゃんは、
すぐに海へ下ります。

冬の間、海で過ごしている間は
動物プランクトンや
小さなエビなどを食べて育ちます。

• 川をのぼる「子供」の時期
:雑食性
春になり、数センチほどに育った
アユは川へ戻って(遡上)きます。

この頃は、川を流れ落ちてくる
水生昆虫(川虫)などを
主に食べています。

• 川の縄張りを持つ「大人」の時期
:植物食性(草食に近い)
川の中流~上流に定着して
大人のアユになると、
口の形が「くし状」に変形します。

そして川底の石にこびりついた
苔(珪藻や藍藻などの藻類)を
その歯でこそげ落として
主食にするようになります。

アユが「香魚」と呼ばれ、
スイカやキュウリのような
特有の香りがするのは、
この良質な川の苔を
食べているからです。
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