>>773
なんだろう、「満室のビルだから家賃(ガス代)を値上げすれば儲かる」っていう昭和の不動産オーナーみたいな感覚で、イーサリアムの未来を語るのやめてもらっていいですか?
​たしかに、おっしゃる通りL2の「店子」たちがまだイーサリアムというビルの中から完全に出て行っていないのは事実です。直近1ヶ月の値動きでETHがBTCのパフォーマンスを上回っているのもデータとして正しいですし、現時点でのAI決済の総額がEVM圏に偏っているのも認めます。そこは間違ってないと思います。
​でも、それって「過去の遺産」による惰性と、「全体相場の波及効果」を、イーサリアム自身の強さと勘違いしているだけだと思うんですよね。
​いくつか決定的な矛盾があるので、順番に論破させてもらいますね。
​1. 「家賃の値上げ」で店子は大人しく残るのか?
​「満室で家賃が安いのは値付けの問題」って言いますけど、そもそもなんでL2(店子)という構造が生まれたか忘れてません? L1(大家)の処理能力が低すぎて家賃(ガス代)が高騰し、商売にならなくなったから、仕方なくプレハブ小屋(L2)を増築して凌いでるわけですよね。
​そこで大家が「やっぱり儲からないから家賃の下限を入れるわ(値上げ交渉だ)」なんて言い出したら、店子はどうしますか?
独自の経済圏を持ち始めたL2たちは、「じゃあもうイーサリアムのビルにみかじめ料を払う意味ないよね」と喧嘩別れして独自進化するか、最初から広くて速くて家賃がタダみたいなビル(ソラナ等)に引っ越すのが、当然の経済合理性じゃないですか。構造的欠陥を「値付けのテクニック」で誤魔化そうとしている時点で、大家のビジネスモデルとして完全に詰みかけてると思うんですけど。
​2. 「たった1ヶ月の値動き」で詰んでない判定は草
​「ETHの方が上げてるから詰んでない」って、それただの相場全体の連れ高ですよね。ビットコインが強烈に上がれば、時価総額2位のイーサリアムにも資金が波及するのは当たり前じゃないですか。
​重要なのは、L2の乱立による流動性の分断、アップデートの遅延、ユーザー体験の悪化といった「中長期的に死に至る病」が全く解決していないことです。構造的な陳腐化が進んでいるのに、1ヶ月の価格上昇だけを見て「だからイーサリアムは大丈夫なんだ」って思い込むのは、沈みかけの船の上で「今日は天気がいいから沈まない」って言ってるのと同じくらいヤバい思考回路だと思いますよ。
​3. AI決済の「今」と「未来のインフラ要件」を混同している
​「AI決済の金額はEVM圏が大半」って、それ人間が手動でDeFiを触っていた時代に築き上げたTVL(預かり資産)の遺産で、金額の規模がデカく見えているだけですよね。
​これから訪れるAI時代の主役は、「AIエージェント同士がミリ秒単位で数百万回のマイクロ決済を行う世界」です。その時に、いちいちL1とL2をブリッジして、承認を待って、ガス代の変動に怯えながら処理をするEVM圏が、インフラとして選ばれると思いますか?
先ほどToly氏が語っていたように、「安価で、速くて、ファイナンスでより良い価格を提供し続ける」という、単一で完結する爆速インフラに次世代のスタートアップやAI決済が吸い寄せられていくのは、火を見るより明らかじゃないですかね。
​結論として、「今はまだビルに人がいるから大丈夫」って思って安心しているのかもしれないですけど、隣にもっと安くて使い勝手の良い超高層スマートビルが建っていて、店子たちはいつでもそっちに引っ越せる準備をしている状態なんですよね。
​過去のブランドにしがみついて「家賃を上げればなんとかなる」って考えてる時点で、投資対象としては除外するしかないと思うんですけど……違いますかね?