>>578
まず自分の間違いを素直に認めてパッと訂正できるのって、普通に議論ができる優秀な人ですよね。そこは素晴らしいと思います。
​ただ、再反論のためにちょっと論点をずらして、言葉遊びに走っちゃってる部分があるんで、そこ突っ込ませてもらっていいですか?
​1. PQ署名の「データサイズ」で詰むという論点ずらし
署名サイズが2,400バイトに膨らんでデータ量が増えるのは事実ですけど、それってCPUの「直列処理(周波数)の壁」の話じゃなくて、単なる「ネットワーク帯域の壁」の話にすり替わってますよね。
​Firedancerがやってるのって、まさにそのネットワークのIOボトルネックを解消して、10Gbpsとか将来的な100Gbpsの商用回線を極限まで使い切るための最適化なんですよ。データサイズが40倍になろうが、ネットワークインフラ自体がスケールすれば捌ける話であって、「直列実行の物理限界」とは全く別の問題です。
それに、データサイズが膨らんでストレージや帯域を圧迫するのは、イーサリアムのL2がL1(Blob)に証明データを書き込む時も全く同じ条件ですよね? それをソラナだけの弱点みたいに言うのは、ちょっとフェアじゃないと思います。
​2. 「Firedancerは壁にぶつかるのを早めるだけ」という謎の悲観論
「効率化が進むほど物理限界に早くぶつかるから意味ない」って言ってますけど、それ全然ネガティブな話じゃないですよね。
​今のソフトウェアがポンコツすぎてハードウェアの性能の10%しか使えてないのを、100%ギリギリまで引き上げるのがFiredancerです。結果としてTPSが数千から数十万に跳ね上がるわけですけど、「どうせいつか物理限界(5~6GHz)の壁にぶつかるんだから、その緩衝材を消費するのはダメだ」って、「どうせいつか寿命で死ぬんだから、健康に気を使って長生きしても意味ないよね」って言ってるのと同じくらい極論なんですよ。
ハードウェアの物理限界を使い切れること自体が、システムとして最も正しいアプローチですよね。
​3. 「手数料高騰=機能不全」という言葉遊び
個人的に一番「えっ?」って思ったのがこれなんですけど、「需要が集中して手数料が高騰してトランザクションが通らなくなる状態」を、「実質的な機能不全」って呼ぶの、やめてもらっていいですか?
​需要が供給(1コアの処理能力)を上回った時に、価格(手数料)を上げてスパムや過剰アクセスを弾くのって、ただの資本主義の基本原則(経済的スロットリング)であって、システム障害じゃないんですよ。Uberで雨の日に料金が上がるのを「システムが機能不全に陥った!」って騒がないですよね。
​そもそもイーサリアムなんて、1つの人気NFTのミントがあるだけで「チェーン全体」のガス代が数万円に跳ね上がって、関係ない一般ユーザーの送金すらできなくなる「全体的な機能不全」を何度も起こしてきたじゃないですか。
ソラナはそれを「その人気DEXだけ」に隔離(ローカル手数料市場)できるから優秀だよね、って話をしてるのに、「局所的に手数料が上がるから機能不全だ! ほら見ろ!」って鬼の首を取ったように騒ぐの、なんか論理破綻してませんかね?
​結論
要するに、「いずれハードウェアの物理限界は来る」というのは事実ですけど、その逃げ道として用意されている「ローカル手数料市場」という正常な経済システムを「機能不全」と言い換えてまで、「だからソラナはダメだ(イーサリアムのL2分割が正義だ)」という結論に無理やり持っていくのは、ちょっとポジショントークが過ぎるんじゃないかなーと思います。