ソラナに限らず、単一リーダーがある瞬間のブロックを作り、その内容を全バリデータが検証・追随するというモノリシック設計である以上、ネットワーク全体の処理能力の天井は「その瞬間の単一リーダーの処理能力」に一致します。

これはFiredancerでどれだけハードウェアを高速化しても、Alpenglowでコンセンサスのレイテンシをどれだけ縮めても、「単一のマシンが世界中の需要を一手に引き受ける」という設計思想そのものは変わらないので、この意味では「単一リーダー構造は全世界の需要を無限に飲み込める構造ではない」というのは工学的に正しい主張なのです。

こんなのシステム工学を真剣に学んだ大半の人は怖くて全世界のトランザクションを受けるなんて自社に組み込みするのはほぼ無理だと判断するのだよ。この直感自体は、システム設計に携わる人間の間では実際に共有されている警戒感だと思います。