>>873
このスレで俺以外の人間が行った整理で、一番まともな整理だと思うわ。特に、最後はTPSじゃなくて、どの構造が最も多くの経済活動・資産・機関を取り込めるかって物差し。それでいい。だから、その物差しで将来の盤面を予想しようや。そうすると、二択じゃない結論が出る。

まず疑問を一つ。「ソラナにはソラナの、イーサリアムにはイーサリアムの強みがある」事実だが、この2つの強みは経済的に全く対等じゃない。実行層(速い・安い)は競争財だ。代替が効くから価格競争になるし、王座も回る。実際パープの覇権はこの数年でdYdX→GMX→Hyperliquidと転がって、今はHyperliquid一社が44%だ。速さで取った座は速さで奪われる。一方、決済・担保・規格の層は収斂財で、規格は一つに寄る。ISO 20022も、TCP/IPもそうだった。片方は入れ替わり続け、片方は固まっていく。両方に強みがあるは、この非対称を均してしまう。

で、将来の盤面の予想な。資産がどこに籍を置いてるか。RWAの価値ベースはイーサリアム 47.9%、BNB 12.1%、Sソラナ 9.8%(rwa.xyz・7月)。ステーブルコインも過半がイーサリアム上。SWIFTの台帳はEVM。極めつけは、実行層の勝者すら規格はEVMを選んだことだ。Hyperliquidの実行環境HyperEVMは、SolidityとEthereumの開発ツールがそのまま動く。競争相手が自分の命令セットを採用してくる状態を、規格戦争では勝ちと呼ぶ。

公平に書いとくと、RWAの保有者数では今年半ば、トークン化株式に乗ったソラナがイーサリアムを抜いた。ただこれ自体が上の切り分け通りなんだよ。人数(小口の実行)はソラナに、金額(機関の籍)はイーサリアムに寄ってる。

最後に、あんたの言うイーサリアム側の宿題、つまり分断・UX・量子。俺はここにこそイーサリアムとソラナとの間に一番強い非対称があると思ってる。速さは作れる。Lean イーサリアムはL1性能・即時ファイナリティ・耐量子まで含めた3~4年の実装計画で、要はイーサリアムは「速い」を後から獲得できる。逆にソラナが「中立な決済規格としての蓄積」を今から獲得する方法は全くない。無停止の履歴も、クライアントの多様性も、機関の籍も、出荷できる機能じゃなくて積み上がるものだからだ。片方の弱点は埋まる種類で、もう片方の弱点は埋まらない種類。時間を流すと、中心は埋まる側に寄っていく。

結論はこうだ。イーサリアムが中心になる。あんたがイーサリアムとソラナの両方を持ってることは否定しないぞ。ただ、俺はデジタル資産の中心になることが確定しているイーサリアムが、まだ半値で置いてあることに張ってるだけだ。