>>652
「Ethereumはインターネットと同じ構造」と美しいポエムを語っているところ申し訳ないが、いくつか致命的な現実が見えていないようなので指摘しておく。
​① EVM(規格)の普及 ≠ ETH(トークン)の価値捕捉
金融機関がプライベート網で「EVMというオープンソースの規格」を採用したからといって、彼らがわざわざ遅くてバカ高いガス代を払い、パブリックのETH L1で決済するわけがない。共通規格として使われることと、ETHトークンに価値が還元されることを意図的に混同するのはやめるべき。
​② 「L2の分断」はインターネットではなく、ただのツギハギ建築
「L2が多すぎて分断されているという見方が変わる」と夢見ているが、創設者のヴィタリック本人でさえL2の機能不全を認め、結局L1への回帰が起きているのが現実だ。Agglayer等で無理やり繋ぎ合わせようとしているが、それは「シームレスな経済圏」ではなく、単に設計ミスを絆創膏で補修しているに過ぎない。
​③ AI時代に逆行する「遅さ」と「高さ」
これからのAI主導・ミリ秒単位のマイクロトランザクション時代において、Ethereumの「処理が遅く、手数料が高い」という致命的弱点はごまかしきれない。「処理を分散させる」と言えば聞こえはいいが、要するに**「L1単体では処理しきれないから外部に丸投げしている」**だけだ。
​④ 現実の取引覇権はすでに別の場所へ
無数のL2をまたいで流動性を分断させている間に、実社会の取引活動(RWAや高速決済)は、単一のチェーンで極限の高速化と低コストを実現しているSolanaなどの環境へ猛追・掌握されつつある。
​結論:
インターネットを例えに出すなら、ユーザーに「サーバーをまたぐための高い手数料と待機時間」を強要するインターネットなど誰も使わない。
壮大な夢を語る前に、まずはその高すぎるガス代と遅い処理速度をどうにかしてから出直してきてほしい。