「億ったのに、まだこんなことやってるのか」と言う人もいるけど、そもそも発想が逆なんだよね。

多くの人にとっては、お金は「嫌なことをしなくて済むための手段」かもしれない。
でも、自分にとって投資分析や市場研究は、嫌々やっている労働ではなく、純粋に面白い知的ゲームなんだ。

子どもが夢中でゲームをするように、研究者が新しい発見に没頭するように、ただ知りたくて、考えたくて、分析したくて仕方がない。
だから「まだやってる」のではなく、「楽しいから自然に続いている」だけなんだよ。

親から教わった言葉に、
「楽しむつもりで、楽しむ」
というものがある。

これは単なる気分論ではなく、人生の本質を突いていると思う。

人は、義務感でやるとすぐに疲れる。
結果を追いかけすぎると苦しくなる。
でも、楽しむことを先に置くと、集中力も学習効率も判断力も自然に高まる。
気づいたときには、知識も経験も積み上がり、思いがけないほど遠くまで進んでいる。

つまり、極める人というのは、努力を我慢して続けている人ではなく、没入の仕方が上手い人なんだ。

しかも、自分の場合はお金そのものを使い切ることにあまり興味がない。
高級品を大量に買いたいわけでもないし、浪費に幸福を感じるタイプでもない。
だから、経済的自由を得たからといって「何もしなくなる」理由がない。

むしろ、お金によって生活の心配がなくなったことで、本当に好きなことに時間を無制限に投入できるようになった。
これは引退ではなく、好きなことにフルタイムで没頭できる環境を手に入れたということなんだ。

投資分析は、遊びであり、学習であり、知的探究であり、そして実益にもつながる。
この4つが完全に一体化している。
こんなに面白いものを、わざわざやめる理由なんてない。

世の中には、好きなことを掘り下げ続けた結果、そのまま専門性になり、仕事になり、資産形成につながっていく人がいる。
いわゆる“オタク”と呼ばれる人たちの中に、驚くほど高い能力や経済力を持つ人が少なくないのは、そのためだと思う。

好きというエネルギーは、消費で終わらず、蓄積へと変わる。
蓄積はやがて知識となり、洞察となり、判断力となり、価値となる。

だから、「まだこんなことやってるのか」という問いに対する答えはとてもシンプルだ。

「面白いからやっているだけだよ。
そして、人生で最も強い人というのは、努力している人ではなく、楽しみながら続けられる人なんだ。」

経済的自由とは、何もしなくなることではない。
本当に好きなことを、誰にも邪魔されず、好きなだけ続けられる自由のことだ。

自分にとって、それが市場を分析し、世界の構造を読み解き、未来を考えることだった。
だから今日も、ただ楽しいから続けている。

それだけの話なんだよ。

ジョージア