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グーグルの最新論文が波紋呼ぶ

グーグルが3月31日に発表した、
量子コンピュータによる
暗号資産(仮想通貨)突破の時期が
早まる可能性を示す論文について、
業界から様々な反応が集まっている。

グーグルは、
ビットコイン(BTC)と
イーサリアム(ETH)の
ウォレットを保護する
256ビット楕円曲線暗号を破るには、
50万個以下の物理量子ビット
(量子システムの計算単位)で
済む可能性があると論じた。

また、トランザクションによって
公開鍵が露出した
アドレスについては、
量子コンピュータは
約9分でビットコインの
秘密鍵を解読できると述べた。

攻撃者がビットコインの
平均10分間のブロック承認時間内に
攻撃を成功させる確率は41%となる。

関連:ビットコイン・
仮想通貨暗号解読リスクに警鐘、
グーグルの最新ホワイトペーパー 
防衛策は?
https://coinpost.jp/?p=698126

対量子コンピュータ
セキュリティのスタートアップ
「プロジェクト・イレブン」の
アレックス・プルデン
CEO兼共同創設者は、
9分で解読できるとすれば
「すべてのアクティブな
トランザクションが標的になる」と
指摘した。

理論的には、
攻撃者はトランザクションが
オンチェーンで承認される前に
傍受できる可能性があるとも続けた。

プルデン氏は、
中央集権型システムとは異なり、
分散型で運営されるビットコインは、緊急対策を迅速に展開することが
できないとも述べる。

企業などとは違い、
ビットコインが量子耐性暗号への
移行を行うには、開発者、ーマイナー
(仮想通貨の採掘を行う者)、
ユーザーが合意し、
連携することが必要になることを
指摘した格好だ。