>>748
ナノ秒の時間差を利用して
巨額のサヤをかせぐ超高速取引業者
「フラッシュ・ボーイズ」たち。

証券市場の民主化によって
ニューヨーク証券取引所と
Nasdaq以外の証券取引所が
乱立するようになった
2009年ぐらいから、
ディーラーたちは
不思議な現象に悩まされる。

コンピュータスクリーンが
映し出す各証券市場の
売値と買値で取引しようとすると、
ふっと売り物や買い物が
消えてしまうのだ。

その値が消えて、
買う場合だったらば、
必ずそれより高い値で、
売る場合だったらば
それより低い値で取引が
成立してしまうのだ。

二軍投資銀行に勤める
ブラッド・カツヤマは、
なぜか株を買おうとすると
値段が逃げ水のように
あがってしまう事に気づく。

彼はドンキホーテのように、
単身調査に乗り出す。

するとそこには、
私たちの注文を
10億分の1秒の差で先回りしていく
超高速取引業者
「フラッシュ・ボーイズ」の
姿があったのだ。