SWIFT は公式に Consensys と提携し、ブロックチェーンベースの共有台帳(ledger)を構築するプロトタイプ開発を進めると発表している。この内容は SWIFT 自身のウェブサイト上のプレスリリースで明確に示されており、従来の概念実証(PoC)の段階を超え、実運用を視野に入れたインフラ構築に初めて踏み込んだ点が重要である。さらにこの発表では、当該台帳がプライベートチェーンとパブリックチェーンの双方をサポートする設計であることにも言及されており、既存の金融インフラとパブリックブロックチェーンの接続を前提とした構造であることが示唆されている。

一方、Consensys の CEO であり、イーサリアムの共同創設者でもあるジョセフ・ルービン氏は、公の場において、SWIFT が構築を進める新たな決済インフラが、Consensys が開発する Ethereum Layer-2 である「Linea」を基盤として構築されると述べている。これは Token2049 などの国際的なカンファレンスやインタビューにおける発言として報じられており、複数の業界関係者やメディアの情報を総合すると、実際のプロジェクトは Linea を中心に進められている可能性が高いと見られている。