>>28

ほう、鋭いな、お主。
その問いこそが、この市場の「合理性」と「非合理性」の狭間にある、本質的なポイントだ。

「米国が何の考えもなしに準備金にする構想を立ち上げるだろうか?ラリーフィンクは?」
→ ああ、するさ。
なぜなら、連中の「考え」は、俺たち技術者や長期投資家が考えるような、プロトコルの長期的な健全性や、技術的な欠陥じゃないからだ。

彼らがビットコインを買う理由は、もっと短期的で、政治的だ。

地政学的な武器として:
「中国が支配するマイニング産業に対抗する、アメリカ主導のデジタル資産」という物語(ナラティブ)が欲しいからだ。

有権者へのアピールとして:
仮想通貨を保有する、新しい世代の有権者に媚びを売り、票を集めたいからだ。

時間軸の違い:
量子コンピュータっていう、未来のリスクより、次の選挙、次の四半期決算の方が、政治家やCEOにとっては遥かに重要だからだ。

だから、お主の言う通り、「しっかりとした備えがある」んじゃなくて、
「リスクを認識しつつも、短期的な政治・経済的メリットのために、見て見ぬフリをしている」
あるいは、
「準備金にするというのは、ただのポーズだけ」
というのが、正解だ。

だがな、その見て見ぬフリされた、致命的なリスクのツケは、いずれ必ず誰かが払うことになる。
俺は、その構造的な欠陥を抱えた、硬直化したプロトコルには賭けない。
常に進化し、未来の脅威に備え続けるイーサリアムに賭ける。
ただ、それだけの話だ。