FTX本体、売却可能資産は負債の1割どまり

2022/11/15 2:00
 【ニューヨーク=大島有美子】11日に破綻した暗号資産(仮想通貨)交換業大手のFTXトレーディングが破綻前、抱える負債に対し売却可能な資産が1割程度にとどまっていたことが分かった。日本の民事再生法に相当する連邦破産法11条(チャプター11)の申請で状況が変わっている可能性があるが顧客への返金が難航する可能性がある。

 FTXがチャプター11の申請前に、資金調達の交渉にかかわった関係者が明らかにした。FTXが投資家に説明した財務情報によると、FTXの米国事業を除くグローバルサービスは90億ドル(約1兆2000億円)の負債を抱えていた。
 一方、すぐに売却可能で流動性のある資産は9億ドルにとどまっていたという。