ティールがバフェットをターゲットにしたのは、彼がビットコインやその他の仮想通貨をあまりにも率直にこき下ろすことで有名だからだ。
バフェットはビットコインを「価値のない妄想」、「殺鼠剤を2乗したようなもの」と呼び、暗号資産ブームを17世紀に起きたオランダのチューリップバブルに例えて、悪い結果になると予言している。さらにバークシャーは決して仮想通貨を所有しないと誓っている。
ただし、ここ2年ほどバフェットは暗号資産を批判しておらず、多くの熱狂的な愛好家を怒らせるのを警戒するようになったことは、注目すべき点だ。
ティールは4月7日の講演で、バフェットや他の金融関係者がデジタルコインを批判するのは、彼らが既存の通貨システムで既得権益を持っているからだと非難した。彼らは投資をすることがビットコインを買うよりも複雑であるかのように見せかけたいのであり、そうでなければ彼らのサービスは必要とされなくなるだろうと述べた。
フェイスブック(Facebook)の初期投資家であり、誇り高きリバタリアンであるティールは、機関投資家はビットコインを保有しないことで「深い政治的選択」をしていると主張した。
ティールは、ESG(環境・社会・ガバナンス)の基準が「覚醒した企業」を優遇し、そうでない企業を名指しで貶める「憎悪工場」として機能していると憤る。彼は、ビットコインをマイニングする際の環境コストを理由に保有を拒否しているファンドについて言及したと思われる。