交換業大手FTXトレーディングの子会社で、日本で事業展開するFTXジャパンのセス・メラメド代表が19日までに朝日新聞の取材に応じ、顧客が同社に預けている資産を出金できるように、専用システムの開発に着手していることを明らかにした。

同社は約10万人の顧客から暗号資産と通貨計約190億円分を預かっているが、システムの問題などで出金できない状態が続いている。入出金や取引はFTX本社のシステムを使っているため、一連の問題を受けてサービスを止めざるを得なかったという。

メラメド氏は、顧客からの預かり資産について「少し時間はかかるが、日本の法令に沿って、返金することに全力を尽くす」と語った。同氏はまた、「仮に米国と日本で係争になったり、海外の裁判が進んだりしても、日本の金融機関が預かる資産を差し押さえる権限があるとは思えない」との認識も示したという。