アングル:ビットコイン法定通貨化迫るエルサルバドル、国民に不安

ブケレ大統領率いる政権は、公式の電子財布「CHIVO(チボ)」を使ってビットコインをドルに換え、手数料無しで引き出せる現金自動預払機(ATM)を国内200カ所に設置した。その1つがエックスクアルテル市場にある。

しかしロイターが取材した商人や通行人18人は、当局者からビットコインの仕組みについて一切説明はないと語った。従ってほとんどの人は、少なくとも当初はビットコインを使わないつもりだという。

7月の世論調査では、国民の4人に3人がビットコインの法定通貨採用に懐疑的な考えを示した。

1日には国会議事堂周辺で、ビットコイン法の無効化を求めて約300人がデモを行った。プラカードには「ブケレ、分かってくれ。エルサルバドルにビットコインは不要だ」の文字が躍る。

29歳の学生、ロキシー・ヘルナンデスさんは、大半の国民はビットコインを使いたくないし、法律の内容に混乱していると言う。法律で商店はビットコインでの支払い受け付けを義務付けられている一方で、ブケレ大統領は商店にも消費者にも使用義務はないと説明してきた。

https://jp.reuters.com/article/bitcoin-elsalvador-idJPKBN2FY09V