仮想通貨のマルチ商法、SNSで勧誘 若者から相談増加
https://www.asahi.com/articles/ASM7T5DGMM7TUTFL006.html

仮想通貨(暗号資産)や海外事業への投資をめぐるマルチ商法について、
10〜20代からの相談が増加している。
友人やSNSで知り合った人から勧誘され契約したものの、事業者やもうけ話の
仕組みの実態が不明なため、解約・返金の交渉が難しいケースが多いとして、
国民生活センターは25日、注意を呼びかけた。

マルチ商法についての相談は毎年約1万件ある。

以前は健康食品や化粧品など商品に関する相談が多かったが、
2017年度からは投資や副業などサービスに関する相談が上回る。

サービスに関する相談は18年度5490件あり、うち29歳以下が
2481件で14年度から3倍近く増えた。
友人や先輩から勧誘されて断りにくかったり、社会経験が少なかったりする
ことが要因とみられるという。

中学時代の友人に「いい話がある」と誘われた20代男性は、
同席した別の勧誘者から「海外の不動産に投資すれば仮想通貨で配当がある。
投資者を紹介すれば紹介料として投資額の10%を受け取れる」と言われ、
消費者金融から計130万円を借りて友人に渡した。
セミナーで投資ではなく勧誘の仕方ばかり説明されて不審に思い、
友人に解約の連絡をしたが、半額しか返金できないと言われた。

センターの担当者は「説明をうのみにせず、
友人から勧誘されても契約の意思がなければきっぱり断って」と話している。