ノストロ・アカウントのリアルタイムな銀行残高調整が、ブロックチェーン技術によって向上可能かというのは他の銀行も調査している。
これまで金融機関はノストロ・アカウントを世界各国・地域に保有することで国際決済の流動性を維持してきたが、国際決済の増加に伴い、
管理・モニタリングが困難になりつつある。また現時点ではリアルタイムの管理が不可能という難点もある。
このまま放置できる問題ではないことは、取引量の増加を見れば一目瞭然である。2012年には99億件、総額20.5兆ドルだった取引量は、
2022年には207億件、54.8兆ドルにまで増えるとBCGグローバル・ペイメント・モデルは予想している。

ノストロ・アカウントのリアルタイム管理が実現すれば、「銀行は決済に必要となる正確な金額を把握することが出来るため、余分な資金
をほかの投資に回せる」。潜在的なビジネス上の恩恵を、多大に秘めている。