なにやらビットポイント
が、資本金47.2億円を減少させ、全額を資本準備金に振り替える公告(効力発生日は2月18日)を出したという情報が出回っていますね。

これは、ビトポが使える現金が47.2億円増加するということは全くなく、会計仕訳では

(借方)     (貸方)
資本金47.2億円 資本準備金47.2億円

との取引となり、単に資本の部の内訳が変更になるだけで現金の金額は全く変動しません。

では、なぜ減資をするのかというと、資本金が1億円を超える法人は、外形標準課税の対象となり、赤字であっても、資本割0.525%を納めなければならないので、納税を回避するためであると推察されます。

ビトポの場合、公告内容から、減資前は、資本金48.2億円、資本準備金48.2億円であったと推察できます。

この場合に課せられる外形標準課税の資本割は、(48.2億円+48.2億円)×0.525%(税率)=5061万円
となり、赤字であっても、これだけの税金を納めなければなりません。

しかし、決算期末の3月末までに、資本金を1億円以下にした場合は、外形標準課税の適用はありませんので、この5061万円の納税は発生しません。

以上より、今までは外形標準課税が納税できてたけど、資金繰りに窮してしまったため、決算期末ギリギリのタイミングで減資をするというわけです。

プラスの材料は全くありません。
資金繰りに相当に支障をきたしていることを示す材料です。