CHIPS 決済の80%以上は,SWIFT を通しての支払指図によるもの

CHIPS は,ニューヨーク手形交換所を運営主体として1970年に稼働を始め
た超大口の国際金融取引決済用システムである。貿易取引,外為取引,証券取
引等を中心に大口ドル決済が取り扱われ,クロスボーダー取引のドル決済の
95%以上が,CHIPS を経由して決済されているとみられている。しかし最近
では国内取引決済にも使用されてきており,Fed Wire との競合・同質化が進ん
でいる。
CHIPS は,ユーロダラー取引決済をニューヨーク所在銀行で行うものであ
る。円決済とドル決済の差異はあるものの,既述の日本の「外国為替円決済制
度」に相当するもので,CHIPS 決済の80%以上は,SWIFT を通しての支払指
図によるものとされている。