しかし、反論もある。
ヘッジファンド、ファンドスタートのストラテジスト、トミー・リー氏は、
「世界の安全資産であるゴールド(金)にすら実在価値はない」と主張している(コインテレグラフ)
市場価値7兆ドルのゴールドだが、地下にはまだまだ金塊が埋まっている。
たしかに、眠っている金が一気に採掘され市場に出回ったとしたら、ゴールドの価値は急降下する。
また米国の株式市場がデジタル化されている近年の傾向を考慮すると、なるほど、これらも立派なデジタル資産とみなすことができる。
「ベビーブーマーにデジタルビジネスの価値を判断させたら、FacebookやGoogle、Netflix、Amazon、Appleは認めないだろう」
リー氏の反論では、要するに「年寄りにテクノロジーは理解できまい」ということになるが、
バフェット氏はIT株を警戒しつつ、2011年からIBM株を買い込んでいたし、最近になってApple株に乗り換えたりしている。
これはバフェット氏がIBMやAppleの技術を理解して投資したというよりも、
あくまでその技術から生みだされる利益を見込んで投資したとみなす方が正解だろう。
つまりバフェット氏にとっては先端技術がどうのこうのは二の次三の次で、
重要なのはどれほどの利益を生み出すかなのだ。
よって、「バフェット氏は仮想通貨の技術について何もしらない」という反論は、今一つ説得力に欠ける気もする。