あとは、仮想通貨の価値が理論的にどうかは関係なく、
リーマンショック後に各国が莫大なマネーを市場に供給(述べ数千兆レベル)したから、
単なる需給の問題で、数千兆のマネーは、何らかの市場を探している。

伝統的な株式市場や債券市場にある程度は流れたけど、
すでに飽和状態で、投資に躊躇している場合も多い。
仮想通貨市場が生まれるまでは、国家が発行するマネーは莫大に増えたけど、
投資先は債券市場や株式市場など、伝統的なものばかりで、
しかたなく先物や裁定取引や、いろいろこねくりまわして市場を作ってるけど、
それも限界。
マネーが多すぎて、困ってたところに、仮想通貨市場が生まれた。

保守層は、いまだに現金だったり、保守的企業は内部留保が莫大につみあがっているけど、
それは、莫大な緩和マネーが生まれているにもかかわらず、
既存の市場は飽和状態で、投資先がなくなっているから。
緩和マネーが行き場がなくて困って、溢れている状態。

そこで、マネーの行き場として、新しい市場(投資先)が求められていたところに、
仮想通貨市場が生まれた。

リーマンショック後、少なくとも日米だけでも1000兆以上、
国家の中央銀行がマネーを増やし続けたから、インフレにならない以上は、
相対的にマネーが溢れる。

どんなにマネーを発行しても、実需に波及しない。
仕方なく、さらにマネーを発行する。でも実需にまわらない。
さらにマネーを発行する。でも実需にまわらず、現金や内部留保ばかり。

もう限界、というところで、でも実需にまわらず、
仮想通貨市場という、新市場が生まれざるを得なかった。

仮想通貨に価値があるから市場が生まれたというより、
マネーが溢れすぎて、でも実需に回らない
(人類は豊かになりすぎて、もう実需をそれほど必要としない)から、
結果的に、溢れかえる運用先のないマネーは、
仮想通貨市場を「生み出さざるを得なくなった」。

仮想通貨市場としては、むしろ実需経済が過熱しないほうが良い。
実需経済が過熱したら、金融緩和が終了するから、金融引き締めで溢れたマネーが縮小する。
そうなるとマネーが減るから、仮想通貨市場に溢れた余分なマネーが来なくなる。